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「With The 9th Pick In the 2019NBA Draft  The WASGINGTON WIZARDS Select  RUI HACHIMURA form TOYAMA JAPAN And GONZAGA UNIVERSITY」

この言い回しはコミッショナーがドラフト指名選手を読み上げる時の決まり文句で、日本のプロ野球で言う、昔のパンチョ伊藤の「第一回選択希望選手…」みたいなもんなんですね。（古い？わかります？）これを日本人プレーヤーの名前で聞けるとはホント鳥肌モンです！

そして八村を紹介する映像がスクリーンに映し出されたかと思うと。。。

「NAME、RUI、MEANS “BASEBALL BASE”　IN JAPANESE。」「”塁”という名前は日本語で野球のベースを意味します。」

って、何の情報やねん！　世界中に配信されてるのに、もっと他にあるやろ（笑）

日本のニュースや情報番組でもこの快挙が伝えられていますが、実は海外メディアや本拠地のワシントンでは、9位で八村を指名した事に対して懐疑的な意見も結構多いんです。「ワシントンはこのドラフトの負け組になる可能性が高い」とか、「ハチムラはインパクトを残せない。」、「10位でアトランタ・ホークスに指名されたキャム・レディッシュを指名するべきだった」、てな具合にです。

しかもウィザーズ自体のチーム事情もかなり微妙な状況で、本来チーム編成の責任者であるＧＭが不在（八村を指名したのは暫定ＧＭ）で「ワシントンはドラフトで指名するまでハチムラと全く接触していない」なんて情報も出てきています。
ウィザーズは昨シーズン、プレイオフを逃したことで再建モードに突入し、チームは早い段階でハチムラに出場時間を与えるのではとも言われていますが、一方でチームの方向性が不透明ともいえ、放出したい選手のトレードなどに巻き込まれる可能性も充分に考えられます。

正直、個人的には「ウィザーズかぁ……」って気持ちもありますが、とりあえずは来月から始まるサマーリーグを楽しみに待ちたいと思います。スタメン云々ではなく、まずはケガせずにローテーションにしっかり入って開幕を迎えること。

ホントに頑張ってほしいです‼

マーケティング面での注目度も高いようで、ドラフトの翌日にはナイキのJORDANブランドと契約。こちらも日本人アスリート初。
実績もネームバリューもないルーキーにJORDANブランドが契約するのは異例中の異例だと思います。1巡目9位よりこっちの方がスゴイかも⁉

tomoaki ozaki