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歩道の路面や店舗の入り口などに敷設されてる目の不自由な方の為の黄色い点字ブロック。

普段はあまり気にかける事がないかもしれませんが、注意してみると公共施設やいろんな場所で数多く敷設されています。ちなみにストライプ状のものは「誘導」、ドット状のものは「警告」を意味します。

視覚障害者の方にとっては、重要な意味のあるものであることは間違いないのですが、実は問題点もいくつか抱えています。

例えば、高齢者などの足腰の弱い人がつまづきやすくなる、車椅子が通行しずらい、などに加え雨天時などは歩行者が滑りやすくなってしまうといった事もあります。

今回は、ある銀行さんからの相談だったのですが、「点字ブロックが既に敷設してある店舗の入り口にマットを設置できないか?」といった内容でした。

「雨天時に路面が非常に滑りやすく、店内への雨の持ち込みも多いのでお客様の転倒事故が起きかねない」との事で、実は同じような相談は意外に多くあります。

今回は点字ブロックの左右に、少しスペースがあるので2枚に分けてマットを設置する予定です。

しかしマットの役割を充分、発揮できるほどの大きさではないし、美観的にもイマイチです。

それでも今回のように少しでもスペースがあればまだ良いほうで、そんなスペースも無く、仕方なしに点字ブロックを覆い隠して無理矢理マットを設置してるなんてところも少なくありません。

それでは、転倒事故は防げても、点字ブロックの意味が全くありません。

では、そんな場合はどうすればよいのか??

当社が提案するのは、マットと点字ブロックが一体になっている商品です。

これは、実際に他の店舗へ納品した商品なのですが、点字ブロックとマットのピースをジョイントして一枚のマットを組立てます。

マットの厚みと点字ブロックのベース部分の厚みが同じなので段差が無く、つまづく心配がありません。

車椅子やカートも安心して通行できます。

今回は点字ブロックが既に敷設されてしまってるので、このマットを設置する事は出来ませんでしたが、こういった商品があります、と説明すると、まだ点字ブロックが設置されてない店舗には、今後このマットの導入を検討したいとおっしゃって頂きました。

点字ブロックの敷設を検討中の方、その時は何卒マットの存在もお忘れなきよう、よろしくお願い致します(^^)/

tomoaki ozkai